Silicon Light

GLVモジュールは必要な光学特性に合わせてユニークなピクセルデザインを取り入れています。図に示されているように各GLVピクセルは稼動する“アクティブ”リボンと静止状態の“バイアス”リボンが交互に並んでいます。F1088モジュールは“Flat” Light Valve(FLV)デザインと呼ばれる構成で、アクティブとバイアスリボンは構造的には同じものです。FLVデバイスは波長に左右されることが少なく、1次回折像においては最も高いコントラストを提供します。G1088とG8192モジュールは“True GLV”と呼ばれる構成で、バイアスリボンは基盤上に金属蒸着された部分に置き換わっています。このデザインは光学効率改善と0次回折像のコントラストの改善に寄与しています。最後のケースはバイアスリボンを完全に取り除き、GLVピクセルがアクティブリボンのみで構成されたものです。これはF1088-P位相型変調器に使われています。